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皇室の弥栄、日本の永遠を祈る
 

叔父から「別冊正論 皇室の弥栄、日本の永遠を祈る」が送られてきました。

神宮庭燎奉仕を誘ってくれた叔父です。

昔、柔道で国体に出場し、天皇陛下(昭和天皇)ご臨席の時に試合をした叔父です。

父と、この叔父から尊皇の心を教えてもらいました。

産経新聞に広告を見て

「堕ちたゴーマニズム 小林よしのり氏の皇統論を糺す」新田 均 などを読んでみたいと

思っていたので一気に読み終えました。

以前、小林よしのり「昭和天皇論」「靖国論」を読んで感激してこのブログでも

紹介したのですが、

小林よしのりさんはいつのまにか、女系天皇容認派になったんですね。

(皇学館大学名誉教授の田中卓氏の影響らしい。そのほか、高森昭勅氏も女系容認派)

小泉総理のとき、皇室典範改正の議論が起こり、総理や政府は女性天皇・女系天皇容認を

打ち出していました。

女系天皇を認めると日本が日本でなくなると八木秀次さんら男系維持派から

猛烈な反対論が出されました。

私もあくまでも天皇陛下は初代神武天皇の血統を受け継ぐ男系維持であるべきだと

信じています。

八木秀次さん、新田均さん、松浦光修さん、小山常実さん、林道義さんらの論文に

教えられることがいっぱいありました。

特に、北畠親房の「神皇正統記」により天皇家の万世一系の意味が初めてわかりました。

1)「正統」の系図には「幹」と「枝葉」がある。「一系」として続いているのは「幹」の

  天皇だけである。

2)「幹」は血統で作られている。皇位ではない。 
  
 天皇として即位していない男性皇族も子孫が即位した方は幹に入っている。

 逆に天皇であっても断絶した血筋は「枝葉」になる

3)「幹」を作るのは男性のみである。女性天皇はすべて「枝葉」になる

つまり今上陛下から神武天皇までの一筋の血統を「万世一系」と呼ぶのですね。

「神皇正統記」によると第96代後村上天皇は神武天皇へと連なる男系の直系で50世に

なるそうです。

が、その後、後亀山天皇で断絶していますので、後村上天皇は「枝葉」になってしまい

後嵯峨天皇から後深草天皇へと一系が替わり今上陛下は72世になるようです。

(「旧皇族が語る天皇の日本史」の天皇家皇位継承図によって数えてみました) 

ぜひ、ご一読をおすすめします。 
author:瑞穂商店 伊藤彰彦, category:こんな本読みました, 20:10
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